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丹下先生によると

「東海道メガロポリス2000」というアーバンデザイン(都市計画)があります。イタリアのボロ-ニャでなんか奇妙なものが建っているなと疑問に思った身からすると、丹下健三が計画した都市計画は、既存の概念に大きな鍬を入れ、伝統的な建物や市民や学生を耕す存在意義があるのだろうと思っています。丹下先生の計画はまず軸線が強調されていて、東海道メガロポリスを辿ってみると、関西圏の五条の北の辺りから高槻を直線で結んだ軸をつくり、中部圏の半田から小牧辺りに南北軸をつくり、縦軸を決めています。半田から東西に横軸を決め、北ルートとして名古屋から西への横軸を桑名、伊賀でつなげ、先ほどの横軸に合流させています。伊勢湾の南ルートとして伊良湖から鳥羽までをつなぎ、五条の北辺りにつなげています。

現実問題として結んだ線が高速道路ですと直線がすさまじく長く、車では無理で、新幹線やリニアモーターカーでないと機能しない距離です。海を超える鳥羽沖は橋を掛けるか、トンネルを掘れば可能だと思いますが、先の五条への西ルートは和歌山街道があるくらいで現在は未開の地です。どちらにしても新幹線がどうのこうの言っているレベルでは、到底たどり着けないアーバンデザインです。

民衆の意見の取りまとめで、計画が無くなる時代に、MIEはまず鳥羽をなんとかつなぎ、名阪国道、1号線、和歌山街道の交流を太く確実なものにして、東海道メガロポリスを整備することが突破口ではないでしょうか。

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