WORK

AUS TRIP 3/19 My Walk

今日は単独行動で建物見学。まず建築旅行では中心のSt Mary’s Cathedralへ。教会がその町の顔になっているとしたらメルボルンよりシンプルで癖がない意匠。オーストラリアの教会はヨーロッパの教会より近代化を信頼していて、新しい建物を並べて建てている点が目に付く。それにより信仰感が薄らいでいるようで歴史的建造物感が後に残る。ステンドガラスを注意深く観察したことがなかったので少しスケッチしながら読み解いてみる。次はArt Gallery of NSWへ。日本のSANNAが新館を設計して只今工事中。正面はドームがあるクラシック、敷地の傾斜に沿って何層か横長プロポーションで展示室があり、右手に立体が強調されたホワイトボックスが新しくできた配置。何個も展示室が上手く区切られていて、展示の準備段階でも横を通ることができるのがFreeでいい。展示内容は多彩でコンセプトが明確でシンプルに言うと頭のフィットネスになる感じ。SANNAの新館は、海側の傾斜に建物が流れ出たような形。より海に近づきnaturalな空間になるのだと思う。美術館の周りを歩いて考察。次は西のDarling Harbourへ。波やヨットの帆をモチーフにした建物が港町を表していてNational Maritime Museumもホワイトに水色が入っていてマリン。サンドイッチとレモネードで日差しに順応し中に入ってみると少し過ぎ去った展示の雰囲気。こんな力の抜けようもオーストラリアの風土かと、なんか染みる。Harbourを北へ行き最近開発したBarangarooへ。新しい飲み屋街を通り、その中にある新しい木造7階建てのビルを見学。メルボルンでも建物の木の使い方が、周りにいい影響を及ぼすのを感じていて、構造は木で周りをガラスで覆った建物が、コンクリートの代用としていくつも登場して都市全体がそんな感じになったらと想像。一般の人にはもっと木を見せないと分からないとも思う。電車に乗りCentralへ行き、Paddy’s Marketで土産物屋を覗き、またDarling Harbour方面に歩いて、木のスパイラルや底面巨大ディスプレイ、巨大バルコニー飛び出し等のパワーのあるExhibition通りを歩いて、帰り紀伊国屋によりオーストラリアの料理本と文化本の充実ぶりに感嘆し、わが国との差を街と本とで分かりやすく把握しホテルに戻り、Roof top barで街を眺めてBeer、Wineを頂きました。

関連記事

TOP