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古典芸能の世界

エネルギーをあまり使わず省エネで、人の娯楽となるものに芸能がありますが、従来の演者の力量が感じられる芸能はいいのですが、最近のただのスピードアップではスポーツに近くなり、トライアル感が出てきます。現代都市の旅行もトライアルが出てきているようですが、旅の収穫はまず場所の雰囲気。雰囲気の要因は、歴史や現在の人の暗黙の了解、承認が関係しています。建物もある意味、場所の演者で固有の存在感が大きな観光資源になります。

写真の「スルタン・アブドゥル・サマドビル」はクアラルンプールのオールドタウンのランドマークだそうですが、見たことのない細かな感じがあります。その細かな感じが現代なら、小さな観光客の気持ちを引き付けます。中国から西の方に行くと標準かもしれませんが、部材が小さいのを合わせた魅力を建築が持っています。食事も細かく種類が多かったのですが、始めの材料、スパイスなどがしっかりと存在しています。

イスラムの基準がヒューマンさから宇宙までつながるのは、筋は王道だと思います。一般的な国別の単純なミスは、ヒューマンさが欠けている、まったく分からないのが原因ですが、「スルタン~ビル」を見れば一目瞭然です。材料だけではないデザイン、カラー、ボリューム、古典の素晴らしい建築です。

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