先日花見に京都の山科の南、宇治の北、醍醐寺に行ってきました。豊臣秀吉ゆかりのお寺で「酒づくしの庭」が気になり見てきました。アプローチのガタガタ感で秀吉らしさを感じ、なんせ建物の存在感がすごかった。金堂の外から来たエキゾチックさや五重塔の組物の詰んだ感じは他には無い、建ち方をしていました。醍醐寺の立地は左右を森にタイトに挟まれ、環境も特殊な場所であることが滞在する場所として発展した理由だと思います。秀吉の花見は登山道の山の中腹で行われたそうです。下の施設だけでもけっこうな数があり、満足して帰ってきました。添付の写真は伽藍エリアの観音堂の脇にある鐘楼堂で、柱の根本あたりがまるでローマだなと思いました。
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