伊勢の宮川を渡る手前に尾崎咢堂の記念館があります。尾崎咢堂は新聞記者、政治家と時代の精神を伝える役割を担った伊勢の偉人のようです。ようです、の理由は複雑な条件が色々絡んでいるので「ある媒体」としか捉えられない存在だと思います。尾崎咢堂記念館を見ると日本の歴史ドラマにもつながり広がりますし、世界情勢も含んでいます。神道の力が根本にあるようですが、記念館が神宮の方を向いているのも気になります。TVで報道されていたワシントンの桜の話もズレていると感じます。咢堂が世界連邦を求めていた広い見地は、預言者の土壌があったのかもしれません。最近のゲストスピーカーとは分けられる時代精神はあると思います。都市から離れている立地を根拠に何を訴えていたのか、の問いが記念館の意義のようです。
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