久々に邦画の映画を見てきました。気になる洋画はレンタルやイオンシネマでチェックしていたのですが、最近、視聴媒体がモバイルやTV、モールシネマに変わってきたせいもあって作品がもろに変わってきている印象です。メディアと捉えて作品づくりが行われていて洋画が少なく、つまらない社会の反逆的面白い映像や学祭ノリのエネルギーになる邦画が多く上映されています。洋画は海外の人も見ているグローバルスタンダードの情報として私は必須だと思うのですが、劇場空間や歴史、外回りのニーズで日本では難しい立ち位置です。建築的に見る映画はほぼ無くなりました。
そんな時に三重県で撮影されたという「アイミタガイ」を見てきました。名古屋市から津までが網羅されていて、マップで撮影ポイントを巡れる紹介になっています。内容、場所はぜひ見て確認してもらいたいのですが、邦画の特徴の人と人の模様、官民のグラデーション、超人が表現されていました。
建築的に唯一つながるのは、光陵中学校の近くにある歩道橋が飛行場のようになっていて超人的なパワーを感じました。おばちゃんからの若者へのメッセージが本題だと思います。名古屋⇔津の地域の物語もあると思います。私は鈴鹿にあった船樽のようなレストランを思い出しました。