市場をネットとして捉えるのは一般的ですが、建物を建ててるいる側から言わせてもらうと、実態を伴わないものやサービスを販売する場合は有効だと思います。それ以外は本末転倒のエラーを増大させるバグのようなサービスだと思います。ブカブカの服が流行しているのも、サイズ違いを許容する供給側の逃げが含まれているのではないでしょうか。あんたも着れるけど私も着れる。といった服が出てきていて新種の公用着です。ネットが市場になると、大多数の「普通」に焦点があってきて、クリエーターの新鮮さや逸脱さが蔑ろになる作用が働きます。同じものばかりで消費者はいいのですが、アイデアを売っている人や、物づくりをしているクリエーターはネットの合理化(グーグルの企業努力?)で壁ができています。
ネットショップも検索エンジンのようなものを、企業がデザイン的につくっているようですが、「あんたらはまず待て」で、クリエーターをバックアップしないと話は進まないと思います。企業のデザインサイトの追い風も上手に乗り越えている作品を見つけ、購入してみました。
販売サイト:iichi 作品:Ka.2(Ka-Cho-Fu-Getu) フジワラヒロユキ