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塔2

日本の塔はご覧の通り木造が基本です。現代の塔とは話は変わりますが、材料として木しか無かったのが大きな要因です。木で組み上げられた塔は、原風景がまだ残る奈良の塔などを見ても分るように、ものづくりの根源が感じられるシンプルさとヒューマンさを兼ね備えています。現代の塔は技術が勝っていますが、人が勝っている状態(大工勝ち)で建ち上がっています。技術保存が難しい今、木造の塔の方が人に訴えかける力があり残す価値があるのだと思います。

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