COMMUNITY

スケール

吉備の国を調べていたら備前焼にたどり着きました。焼き物は産地で買えということにも行き着いていることもあって、先日備前まで焼酎杯を探しに行ってきました。前もってnetで備前焼の通販を見ていたら「備前焼とな何か」という意識で写真の大きな鉢をポチッと購入しました。次の日、実際に備前に行ってみると駅に直結して産業会館があり、多くの作家さんの作品が分りやすく並べられ、旧道沿いまでメインストリートのような形でアプローチがあり、「いらっしゃいませ」がきちんと揃っていました。現代で純粋にものづくりをたどると焼き物や伝統工芸に行き当たるのは当然のことなのですが、歴史のある備前焼きの里は空港にも近く、隠れ里のような場所で作家活動にはもってこいだなと思いました。瀬戸内文化にも関わる焼き物の里は細かく見ると非常に面白い場所でした。写真の小さい方の杯が私が選んできた焼酎杯(作:奥本丸味)です。駅にはお菓子ファクトリーを備えた岡山のキノシタショウテンという喫茶店が、シンプルに営業していることも印象に残りました。

関連記事

TOP