学生駅伝のゴール地点の伊勢にある三重県営総合競技場(旧称)を見てきました。いつかの中継で競技場の観客がどうにもPRがおかしかったので、何があるのか現地を確認してきました。以前の競技場は建築家の村田政眞の設計で、東京由来のれっきとした競技場があったようです。現在はバックスタンドが当時のオリジナルで残っていて、メインスタンドは新しくなっています。新しい正面はテンションロッドが建ちギザギザで目立つのですが、トラック側から見るといたってふつうで、その差が観客のPRポイントだったようです。現地の人が表、裏という言葉を使っていたので、いつものロジック(地元のおっちゃんの手信号)があるようです。
添付の写真は競技場の手前にある体育館で、ダイナミックに南洋材を使っていました。構造、仕上と無駄がない思想がありました。
